華麗なる妖精美術(妖精アート)


ウォルター・クレイン 

(Walter Crane, 1845年8月15日 - 1915年3月14日)

 

イギリスの芸術家。

 絵画、イラストレーション、児童書、陶磁器タイル、その他多くの装飾芸術を制作し、アーツ・アンド・クラフツに深く関わった。 
 洗練された装飾性の高い、妖精画を多く残している。

リチャード・ドイル 


(Richard Doyle(1824年-1883年) 

 英国のロンドンに生まれる。作家のアーサー・コナン・ドイルは彼の甥にあたる。

 父ジョンは油彩画家であったが家族を養うために風刺画も多数描いており、そんな父から家庭で独自の英才教育を受けて、正規の美術教育は受けずに育った。

 父は息子に屋外でのスケッチをさせず記憶だけを頼りにして絵を描かせるという独特な教育方法をとり、これが彼の幻想性を養うきっかけになったと思われる。

 1843年に19才の若さで風刺画雑誌「パンチ」でデビューし、ジョン・リーチと並ぶ人気画家として1850年まで活躍した。

 それ以降は挿絵の仕事に専念し、ユーモラスで愛らしい妖精たちを個性的なタッチで描き続けた。

 ウィリアム・アリンガムの詩を添えて世に出した「妖精の国で(1870)」は多色木版の贅を尽くした大判の大変美しい本で、今なお古書収集家に人気が高い。

 アーサーラッカムやエドマンド・デュラックたちと並んで、この時代を代表する妖精画家のひとりである。

 画風から、日本のアニメーターたちに何がしかの影響を与えていると想像するのはうがった考えであろうか。検証する値打ちのある研究テーマである。