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東映動画・借りぐらしのアリエッティ・コメットさん・ハリーハウゼン・円谷英二・川本喜八郎など

 

 

41.「森康二(やすじ)(ファンタジックムービー・クリエーター列伝)

 


※東映動画創立時代から中心的存在として活躍し、大塚康夫氏、宮崎駿氏、小田部洋一氏、高畑勳氏たちを育て、日本アニメのキャラクターデザインに大きな影響を与えた人です。

  日本画出身であることと、人柄のやさしさが相まってか、繊細で、デザイン性にすぐれたキャラクターを造形しました。

  また、演出家として心理描写の表現が巧みで、特に女性を描かせたらこの人しかいないと言われ、日本のヒロイン像を決定づけた、女性像造形のパイオニアのひとりです。

 ナウシカやクラリス(ルパン三世・カリオストロの城)や千尋のルーツ、おじいさんと言うところでしょうか

 代表作のひとつ「太陽の王子 ホルスの大冒険」のヒロイン、ヒルダこそ、私にとっての永遠のヒロインです(^_^;)

 

「こねこのらくがき」(57)

「こねこのスタジオ」(59)

「太陽の王子 ホルスの大冒険」(68)

「長靴をはいた猫」(69)

「どうぶつ宝島」(71)

 

森康二(やすじ)


太陽の王子 ホルスの大冒険


長靴をはいた猫


どうぶつ宝島


 

 

 

 

42.「ジェリー&シェリーアンダーソン夫妻(ファンタジックムービー・クリエーター列伝)

 


※人形劇による映像ドラマは、イギリスの伝統芸です。

 伝統は、アンダーソン夫妻から「ダーククリスタル」(82)「きかんしゃトーマス」(84〜)と受け継がれています。

 アンダーソン夫妻は、テレビ黎明期に特撮と人形を掛け合わせる手法で独特の世界を創り、世界中にイギリス人の人形好きをあらためて知らしめました。

 ドールズハウスに熊のぬいぐるみ、鉛の兵隊、ミニカー、鉄道模型……。

 世界初のプラモデルは、イギリスで発売されました。

 イギリス人は、人形やミニチュアが大好きな国柄なのです。

 人形浄瑠璃におひな祭り、箱庭、盆栽の文化を持っている日本にも共通する国民性です。

 小なるものを見て大を感じたり、内宇宙に想いを馳せる心眼の持ち主同士なのかもしれません。

 イギリス(アイルランドも含む)は、国土の大きさの割に、たくさんの妖精が住んでいて、妖精人口の密集地です。

 日本も狭い国土にたくさんの妖怪が住んでいる、妖怪人口の密集地です。

 人形とミニチュアが好きな国同士は、また一方で妖精と妖怪の大国でもあったということは、民族性の一面を見るようで面白いと思います。

 アンダーソン夫妻の代表作サンダーバードは、イギリス以外では日本で一番受け入れられました。

 日本での人気を受けて映画化までされた(とも言われていた)ほどです。

 ともかく、ジェリー・アンダーソンは人形が好きだった(本当は、人間の役者を使いたかったのだが)。

 そして、良いスタッフに恵まれた(夫婦仲はいまいちだったが)。

 そして、プロデューサーとしての手腕があった(失敗作も多いが)。

 黎明期のテレビ局が、子供向けの番組を探していたことも幸運だった(これはホント)。

 でも、作品の質の高さは、夫妻のセンスあってのたまものでしょう。

 アンダーソン夫妻の映像作品は、各方面に多大の影響を与えています。

 特にメカの表現方法や、テレビサイズに合わせたスペクタルの演出法は、人形に限らず、人が演ずるドラマの演出家にも手本となりました。

 人形ドラマで視聴率をとれることも実証しました。

 日本のテレビ番組に人形劇を多く見い出せるのは影響のひとつかと思います。

 特に「三国志」は、すごかった!人形史劇の最高傑作でしょう。これを超える作品は、今後出て来ないと思います。

 現在、NHK教育テレビで再放送中(2010.7月現在)の最新作「新・三銃士」も、見応えあります。

 おっと、ここは、アンダーソン夫妻のコーナーでしたね(^_^;)

 夫妻をはじめ、スタッフの皆さんの業績を尊敬しております。

 最初見たときの感動は、今だ忘れておりません。

 たかが人形劇とは言わせない、劇映画並みのドラマづくりと編集テクニック、そして、洗練されたデザインと高度な特撮に圧倒されました。

 記念すべきサンダーバード第一話「SOS原子旅客機」を見た翌朝、学校に走って行くと、廊下で出会ったで見知らぬ上級生に「昨日サンダーバード見た!」と叫んでしまいました。

 興奮の持ち越しです。

 こんなことは、まばたきをしないほど集中して鑑賞した円谷作品でもなかったことでした。

 大人になって、再び見たとき、ひっくり返ったトレーラーの中で、汗まみれで逆さ吊りになっているバージルの姿を見て、ホロッときてしまいました。

 命がけで人助けをしている姿に感動したのです。

 しかも無償のボランティアだなんて。

 けれど、少しすると、疑問も湧いて来ました。

 「なぜ、俺はこんな目に合わなければならないのか」……と、バージルは思わなかったのでしょうか。

 結局、役割分担から、長男スコットと、三男バージルが、いつも一番危険を背負わねばならないのです。

  複雑なメカを操縦し、それだけでも精神的な負担なのに、さらに危険な場所で、危険をかってでなければならないのです。

 成功しても報酬もなく、失敗すれば、みんな自分たちの責任です。

 一生消えない心の傷を負うことになるでしょう。

 それをさせているのは、スコットやバージルの父、ジェフ・トレーシーです。

 なんという親でしょう。

 これでは、子供たちへの虐待以外、なにものでもありません!

 ジェフ・トレーシーは、鬼……いや、アメリカ人だから、悪魔です!

 

  大人になると何かを無くすようですね。

 アンダーソン夫妻を見習わねば(^_^;)

 

 

 

「宇宙船XL-5」(62)

「海底大戦争 スティングレイ」(64)

「サンダーバード」(65)

「サンダーパード、第一話 SOS原子旅客機より」

「サンダーバードメイキング」

「キャプテンスカーレット」(67)

「ジョー90」(68)

「謎の円盤UFO」(70

 

ジェリー・アンダーソン

 

バリー・グレイ

 

デレク・メディングス



 

 

 

 

 

43.「手塚治虫の実験&劇場用アニメーション(ファンタジックムービー・クリエーター列伝)

 


※まんがの神様なのです。私ごときに語る言葉はありません。

 ただ、ただ、尊敬するのみです。

 ここでは、巨匠のアニメーションにかけた情熱を尊ぶため、普通あまり知られていないであろう、実験アニメーションと劇場用映画について紹介します。

 実験アニメーション中では「人魚」(64)が好きです。

 

 ※実験アニメーション

 

「ある街角の物語」(62)

「おす」(62)

めもりい」(64)

「人魚」(64)

「しずく」(65)

「展覧会の絵」(66)

「ジャンピング」(84)

「おんぼろフィルム」(85)

「プッシュ」(87)

「森の伝説」(87)

 

※劇場用作品


「千夜一夜物語」(69)

「クレオパトラ」(70)

 

手塚治虫


 

 

 

 

 

44.「藤城清治(ファンタジックムービー・クリエーター列伝)

 


※影絵作家として、日本を代表する芸術家のひとりです。

  影絵という、シンプルな手法をとりながら、美しく幻想的で、世界にも類をみない独創的な世界を展開されています。

 作品を制作するメイキングの映像を見たことがありますが、ひげ剃り用の替え刃を指にはさんで、切り抜き作業に、延々と打ち込む姿は神のごとくでした。

 あのエネルギーの源はどこから来るのでしょうか?

 藤城氏は、平面作品だけでなく、影絵劇も多く手がけていらっしゃいます。

 未見ですので、ライブで一度見てみたいものです


 

藤城清治

 



 

 

 

 

 

45.「東映系のテレビ番組クリエーターたち・平山亨・宮崎慎一・伊上勝・矢島信男+東映動画(ファンタジックムービー・クリエーター列伝)

 


※日本のテレビ番組に、子供向け路線を開拓し、発展させた功労者たちです。

 テレビ黎明期、まんがの神様手塚治虫氏や、特撮映画の神様円谷英二監督は、ともにテレビの可能性にいち早く気づき、それぞれ虫プロと円谷プロをつくってテレビ界へと進出しました。

  虫プロと円谷プロは、アニメーションとSF特撮劇という路線を切り開いて、テレビ番組の革命を起こしました。

 すでに大看板の名前を持っていた作家たちが、テレビの外側からやって来たのとは別に、テレビ局で育ったクリエーターたちも登場してきました。

 テレビの黎明期には、子供向けの番組をジャリものと呼んで、露骨に蔑視する風潮があったそうです。

 けれど、手塚氏や円谷氏がそうであったように、テレビ局で生まれた新世代のクリエーターたちの中にも、子供向け番組に愛情と情熱を注いだ人たちがいました。

 宮崎慎一氏や平山亨氏は、プロデューサーとして、伊上勝氏は、脚本家として、その後に続く子供番組の方向性を決定したとも言われています。 

 母体は東映系なので、ここでは便宜上、東映系の子供番組クリエーターたちとさせて頂きましたが、こんな呼び名は聞いたこともないし、おそらく、他ではほとんど紹介される機会のない、裏方の人たちです。

 「妖精ドットコム/妖精チャンネル」にとっては、ウォルト・ディズニー氏や、手塚治虫氏や円谷英二監督や宮崎駿氏と同じく、忘れてはならない偉大なクリエーターたちです。

  東映系のクリエーターたちが手がけた作品の一覧をご覧になれば、逆境の中、前例のない中で、子供番組へ注がれた愛情の深さと苦闘の歴史を、そして、パイオニアとして時代を切り開いて来た業績を、きっとご理解頂けることでしょう……なんて申しますと、ご当人様たちから、

 「苦闘なんてとんでもない、やってて楽しくてしょうがなかったよ」

 などと、クレームが付きそうですが(^_^;)

 

 ともかく、動画でほんの一部をご紹介します。

 

※番組制作においては、音楽も重要なファクターですが、作曲家たちはいずれまたあらためて紹介させて頂くことといたします。



平山亨

 

宮崎慎一


伊上勝

 

矢島信男

 

 

 

 

46.「うしおそうじ(鷺巣富雄)とピー・プロダクション(ファンタジックムービー・クリエーター列伝)

 


※うしおそうじという人となりについては、以下をクリックしてぜひご一読頂きたく思います。

 映像制作業にかけた、熱い男の一代記。

 挫折と栄光を繰り替えすダイナミックな人生において、一貫して夢物語の表現を貫いた人。

  この情熱とバイタリティを見習いたいものです。


 

ピー・プロダクション

 

 

うしおそうじ(鷺巣富雄)

 



 

 

 

 

 

47.「アーウィン・アレン(ファンタジックムービー・クリエーター列伝)

 


※これまで、東映系の番組クリエーターや、うしおそうじといった、主に日本のテレビを媒体とした子供番組づくりに熱い情熱を注いで来たパイオニア達を紹介してまいりましたが、海外にも似たような人物がいるので、紹介します。

  アーウィン・アレンは、アメリカのテレビ番組プロデューサーです。

 60年代のテレビ界にSF(サイエンス・フィクション)をテーマにした番組で独自の地位を確立し、70年代は映画に進出してオールスターキャストによるパニック映画という分野でヒット作を残しました。

 SFやパニックものという、見せ物的なジャンルが好きで、どこか安物臭さを感じさせる作風は、低予算、短時間、手作業が前提の日本の子供向け番組になれた目に、ハリウッドらしからぬ安っぽさを見出して、親しみを感じさせてくれました。

 お金や時間より、勢いを大事にしていたのだと思います。

 アメリカ版のうしおそうじというところでしょうか。


アーウィン・アレン

 

 


 



 

 

 

 

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48.「吉田竜夫とタツノコプロ(ファンタジックムービー・クリエーター列伝)

 


※吉田竜夫氏は、タツノコプロの創始者です。

  タツノコプロの作品は、企画から自社制作であることもすごいですが、独自の画風とクオリティーの高さに特徴を感じていました。

 制作された時代のことを思うと、本当によくこれだけの作品群を制作し続けてこれたものだとあらためて感心します。

 東映動画や虫プロと最初から肩を並べることのできた力の源泉はいったいなんだったのでしょうか。

  ともかく、ものすごい絵のうまい職人たちが一カ所に集まったことに違いないのです。

 江戸時代の浮世絵師たちが、再来したのかもしれません。

 

 ところで、この記事を書いている主催者は、ある用事で井村君江先生のお供をさせて頂き、今や世界的な芸術家となられた天野喜孝氏の工房を訪問したことがあります。

 未来的な空間のリビングの創りにも驚きましたが、何より印象的だったことは、お茶を運んでくれた秘書さんの美しさでした。

 巨匠になれば美人の秘書が付く。 

 私もがんばろう。

 品のない落ちになってすみません(^_^;)



吉田竜夫

 

吉田健二


九里一平

 

天野喜孝

 

 

 

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49.「虫プロダクションと手塚プロダクション(ファンタジックムービー・クリエーター列伝)

 


※うしおそうじ氏のピープロダクションや吉田竜夫氏のタツノコプロを紹介させて頂いた以上、虫プロさんを紹介せずにはいられません。

 それにしても冨田勲氏の曲はすばらしい。

 リボンの騎士のミュージッククリップ集を見つけたのでアップしておきます。感涙ものです。

 更新中です

 

 

虫プロダクション

 

手塚プロダクション


冨田勲


杉井ギサプロー


富野由悠季

 

月岡貞夫

 

 

 

 

50.「円谷プロダクション前編(ファンタジックムービー・クリエーター列伝)

 


※そして、円谷プロダクションです。

  曲の紹介のコーナーではないですが、曲について語らざるを得ません。

 名曲ぞろいです。

 例えば「ウルトラセブン」「マイティジャック」「戦えミラーマン」には魂をゆさぶる格別の感動すら覚えます。

 これほどすがすがしく、そして高らかに正義の曲を歌えるのは、この時代の円谷プロのシリーズならではのことです。

  実は、この作品群のどれかの制作現場に在籍したことがあったりします(^_^;)

 それにしても、あらためてピックアップしてみると、円谷プロの手がけた作品数の多いこと!

 とりあえず今回は60年〜80年代の作品をまとめて前編といたします。

 更新中です

 

円谷プロダクション

 

金城哲夫

 

宮内國郎


冬木透

 

成田亨

 

高山良策


飯島敏宏

 

円谷一

 

 

 

 

51.「大塚康生(ファンタジックムービー・クリエーター列伝)

 


※東映動画のセンスをつくりあげたアニメーターのひとり。特にアクションものが得意です。

森やすじ氏がヒロインや動物を担当し、大塚康生氏が怪物やアクション場面を担当し、宮崎駿氏が場面構成やレイアウトを担当するのが、日本最高の組み合わせの時代がありました。

宮崎駿は、当時若手の育成組でしたが、巨匠2人にもまれて育ったわけです。

少々おおげさかもしれませんが、ルネサンスの巨匠ダヴィンチとミケランジェロが森やすじ氏と大塚康生氏で、ラファエロが宮崎駿みたいな関係でしょうか(^_^;)

いずれにせよ東映動画出身のこの3人の流れが、人的、作品的に今日の近代アニメに与えた影響ははかりしれないものがあります。

 

※無敵看板娘と大塚康生氏の関係について、エンディングの原画を担当したこと以外詳しくはないのですが、何と申しましょうか、作品の底に流れる大塚イズムのようなものを感じてなりません。

制作現場に大塚康生信奉者がいたとしか思えてなりません。

動かすことに積極的な大塚イズムを若手が継承している実例であってほしいとの願いをこめ、参考作品としてあえて添付することにしました。

勘違いだったらお許し下さい。

このあたり、お詳しい方いらしゃいませんでしょうか。

ぜひとも情報提供をお願いしますm(_ _)m

 

大塚康生


大塚康生さんの世界

 


 

 

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