参考資料「ホルスの大冒険」より
参考資料「ホルスの大冒険」より

キャラクター設定

 

※ク・ホリン※ 

 この物語の主人公。太陽神ルーと人間の間に生まれた人並みはずれた知恵と勇気と力に優れた少年。 
 月並みな英雄伝にあるような強い男像とは違うティストの人物像にしたいと思っています。 
 武術で英雄にもなりますが、また一方で、文字や電気を発明し、文明に光を与える役割もになうのです。他にもハンググライダーやピボット式の車輪(向きを変えられる車軸)、スクリューなどの発明、また、レジャーとしての水泳や温泉浴の創始者などにもなったら面白いと思います。 

※クラン※ 

 犬と人間を合わせたような姿をした獣人族の戦士。元は、メイヴ女王に仕えていた。上官の命令により、赤ん坊だったク・ホリンの命を奪おうとするが、スカアの術によって改心させられ、逆にク・ホリンの養父となって、ク・ホリンを立派な青年に育てる。

 だが、そのためにゲッシュ(掟)によって、命を失う。 

※レーグ※ 

 元は森の国の戦士。ク・ホリンと出会い、生涯をともにする仲間となった。

 後に、古代式戦車の名御者(運転手)になる。 

※シーラ※ 

 ク・ホリンと同じ日、同じ時刻に生まれた、黄泉の国(死神の国)の一族の少女。

 ク・ホリンの命を黄泉の世界に届ける宿命を背おう。しかし、ク・ホリンを慕うようになったことから、苦悩がはじまる。

 そういう複雑な成り立ちから、ときにク・ホリンを窮地に追い込むが、反対にク・ホリンを救ったりする。 

※スカア※ 

 影の国の女王。

 ケルティカ随一の武術に優れた戦いの神。

 スカアのもとには、ケルティカ全土から名だたる戦士が武術を習いに集まる。

 影の国には女性しか住まわせず、男などには目もくれない非情の女王だが、気まぐれな側面もある。

 うんと年の離れたク・ホリンになんと、慕情を抱くようになる。

 だが、戦いに生き、女の愛を知らないで育った女王は、かつて味わったことのない感情にとまどい、困惑するのだった。 

※メイヴ※ 

 ケルティカ征服の野望に燃えるコナハト国の女王。 
 黒ドルイドの予言により、成長したク・ホリンが将来最強の敵になることを知ったため、ク・ホリンの命を狙う。 
 ク・ホリンの敵役として、物語全般に渡って悪役を演ずる。 
 しかし、メイヴには、別の側面もある。 
 メイヴの父は、偉大な預言者であった。 
 いずれ、ケルティカ全土をひとつにし、幸福にみちた地上の楽園を現出できる人物だった。 
 しかし、別宇宙に存在する「時」と呼ばれる世界によって父は短命にして殺されてしまう。 
 「時の世界」の侵略はいずれ遠からず、地上の世界に襲い来る。その前にケルティカは、ひとつになって「時の世界」を迎え撃たねばならぬ。死ぬ間際に父は遺言した。 
 父の意思を受け継いだメイヴは、地上の世界をひとつにまとめ「時の世界」の侵略に対抗しようと考え行動した。 
 しかし、海の国マナナーンを始め、メイヴに協力するものは皆無だった。 
 意を決したメイヴは、コナハト国の王、アリルと結婚する。 
 コナハト国は、資源豊かで人材が豊富、その上国王が腑抜けで、メイヴにとっては、なんでも自分の思い通りにできる都合の良い国だった。 
 メイヴはコナハト国の国力を利用すべく、結婚したのだった。 
 その後、ひたすら軍備増強を進めたメイヴは、準備が整うと、周辺国をいっきに占領し、次々と国力を増強して行ったのである。 
 「時の世界」という、最強の相手を見据えているため、ときに非情な行動に出るが、頭脳にすぐれ、実はケルティカをひとつにまとめる潜在能力を秘めた人物なのである。 

※ドルイド※ 

 知恵の木の村のリーダー。ケルティカを代表する。白魔術(正義の魔術)の使い手。 

※黒ドルイド※ 

 元は、メイヴの父に仕えていたドルイドだった。メイヴの使命を受け、パワーアップするために黒魔術(悪の魔術)の使い手となる。 
 知恵の木の村のドルイドとは好敵手。かつて2人は、魔術大学の同級生だった。 

※シルファクス将軍※ 

 メイヴ軍の空軍の将軍の一人。ギガントの開発者にして使い手。ク・ホリンに敗れるまで、無敗を誇っていた。 


※オイファ 

 元は、スカアの一番弟子。 
 スカアと並ぶほどの武術を身につけた女性戦士となったが、スカアと対立して破門された。 
 スカアを倒して影の国を奪おうとする。 
 だが、目的を達する寸前までスカアを追い込みながらク・ホリンに阻まれる。 
 それどころかク・ホリンを愛するようになり、一夜限りの条件でク・ホリンと結ばれる。 

※マナナーン一族※ 

 海の国を支配する一族。 
 強大な海軍力を誇り、海を支配しているので、さすがのメイヴも手こずる相手。 
 主力とするのは、海上を自由に移動できる機動島で、地下格納庫には、空飛ぶ怪魚、戦闘怪鳥魚(鳥と魚をあわせたような姿をした魔界の生きもの)の飛行戦隊が待機しており、命令下、直ちに発進される体制になっている。 
 さしずめ米海軍の空母とF-14トムキャットの組み合わせみたいなもの。ただし、その攻撃力は、米空母数百隻分にも匹敵する。機動島は、強大な破壊力を持つ不沈の空母なのである。 
  しかも、マナナーン一族は、ティルナノグ(常若の国)という、時間を超越した別次元の世界との間を自由に行き来できるので、地上世界のものにとっては、完全な勝利を得ることはできないやっかいな相手である。 
 もとは、人間界のサイズで身長5メートルくらいあった。 
 マナナーン族が普通暮らすティルナノグは、常若の国といって、ここでは年をとらないので、いつまでも若いままでいられる。何もしないでも死ぬことはない、楽園である。 
 そんな世界で長いこと暮らすうち、マナナーンは、考える力、何かを生み出そうとする気力を衰えさせてしまった。 
 その結果、神としてもあがめられなくなり、身長は縮んで、50センチが、標準サイズとなってしまった。 
 このままでは、やがて、豆粒ほどの大きさになって、おしまいには消えてしまうとも思われた。かつて強国と恐れられたマナナーン一族の実際は、存続の危機に面しているのだった。 
 その中に、突然変異とも思われる異質のグループが現れた。彼らは問題意識を持ち、マナナーン再興の意欲に燃えていた。そういうグループのリーダーがマナナンジーであった。 
 マナナンジーは、国中をまわって、まだ小人化していないマナナーンを集め、訓練と教育を施して、マナナーン復興の柱になる、テンプラ騎士団を組織した。 
 怪力ヘーラクレスなど、個性豊かなメンバーが集まった。 

※マナナンジー※ 

 マナナーン族の若きリーダー。政治、戦略、発明、武術に優れる。 

※マナー※ 

 マナナンジーの妹。人間族に可能性を見い出し、教育と援助を行っている。後にク・ホリンを生涯愛する正妻となる。 

※ホロホロ※ 

 魚と鳥の能力を持つ怪獣。 

※怪力ヘーラクレス※ 

 マナナンジーの部下。その名の通り、怪力の持ち主。 

※コノール・マックネサ※ 

 メイヴ女王の手こずる、レッドブランチ(赤枝の戦士団)のリーダー。アルスター国の王。 
 レッドブランチには、ケルティカじゅうに鳴り響く、有名な戦士が多数属している。そのため、アルスターは、地上でメイヴ軍の支配を免れている数少ない国となっている。 

※トキ※ 

 「時の世界」の住人。

参考資料「空中戦艦ギガント」
参考資料「空中戦艦ギガント」